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執筆者の写真Naoko Tsunoda

地方移住の適齢期は30代と60代!「AERA」3月19日発売

更新日:2019年5月30日

最終更新: 40分前




19日(土)発売の「AERA」に、「地方移住の適齢期は30代と60代」を書きました。IターンやUターン、Jターンなど、今は、いろいろな言い方がありますが、国からの「地方創生」支援もあって、どの自治体も人口増のため、とくに子育て世代を呼び戻すのに力を入れています。

ぼんやりとは知っていましたが、取材してみて、あらためて、地方自治体の力の入れ方には驚きでした。東日本大震災の影響もあり、とくにここ2年ほどは地方移住がブームになっています。とはいえ、地方に住まいも仕事も移して、すべてがハッピーかというと、やはりそれなりに覚悟は必要のよう。地方に限らず、東京もですが、「暮らす」というのは、どこの土地でも、その土地に根づく覚悟が必要なようです。

もともと地方の人間で、東京に憧れて上京してきた世代としては、東京(都会)から地方に行くのは「都落ち」的な感覚もありますし、それなりに大きい地方都市でも見知った顔にすぐ会ってしまうという世界の狭さ(それが安心感でもありますが)も知っているだけに、「そうかー、自然豊かな地方に戻るのもいいかもな」と思いつつ、「そう甘いものでもないだろうな」という微妙な気持ちも持ちつつ、原稿を書きました。地方移住にも適齢期は確かにあると思います。

今週号の表紙は、なんと、江口寿史画伯! 現代の肖像は坂本龍一教授と、80年代サブカル縛り......のような。創刊号からAERAの表紙を取り続けてきたカメラマン、坂田栄一郎さんが最後の表紙とのことで、いろいろ節目の号になっています。


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