2016年2月22日発売の「AERA」2月29日発売号(朝日新聞出版発行)に、「被災地の幽霊を社会学」の1ページ記事を執筆しました。
角田の地元での震災ということもあり、東日本大震災のその後はずっと自分なりに追っておりますが、東北学院大学の金菱清教授とゼミ生たちが執筆した論文集『呼び覚まされる霊性の震災学』(新曜社)が社会学の学術書とは思えないほどの反響を呼んいます。
きっかけは朝日新聞に掲載された「タクシー運転手が目撃したという幽霊談をテーマに論文を書き上げた」という記事ですが、私も金菱先生とは以前から交流があったこともあり、なぜそのテーマを取り上げたのか、大災害における鎮魂や心の復興とは何かを取材しました。
金菱先生と論文を書いたゼミ生の元には日本だけでなく、フランスやブラジルなどからも取材が殺到しており、24日には東北学院大学ではシンポジウムも開かれます。
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