「AERA」2020年6月29日号(6月22日発売)に「あつ森に癒されたい」を執筆しました。
3月20日に発売された「あつまれ どうぶつの森」(以下、あつ森)が、国内累計販売本数450万本の大ヒットになっています。2001年にNintendo64用のゲームソフトとして1作目が発売されて以来、年齢を問わず楽しめるため、人気のシリーズですが、最新作は、新型コロナウイルス感染症による自粛生活の影響もあり、Nintendo Switchでもっとも売れたソフトになりました。
記事では、実際に「あつ森」で遊んでいる方たちに自粛生活中の様子も合わせてうかがいながら、「あつ森」にひかれる理由をうかがっています。
それらの声をさらに発展させ、「あつ森」(どうぶつの森シリーズ)で遊ぶと「癒される」と感じる理由を精神科医の三宅永先生(飯田橋メンタルクリニック院長)にうかがってみました。
私も「どうぶつの森」シリーズから遊び続けているファンの一人です。「どうぶつの森+」をやるためだけにニンテンドーキューブとゲームボーイアドバンスを買い、年末のカウントダウンをやるために、キューブとゲームボーイを抱えて帰省したこともありました。それくらい唯一、今も遊んでいるゲームなのですが、「あつ森」は、さらに内容がグレードアップして、グラフィックの細かい凝り方に「おおっ」と感動することがあるのも、遊んでいて楽しい理由になっています。
そんな「あつ森」で遊んでいると、なぜ心地よく、癒されるのか。とくに、新型コロナによる自粛生活中は、「あつ森」が発売されて、もっともやるべきことが多い時期と重なったこともあり、不安を解消するのに役立ってくれました。「没頭してやること」を作ってくれただけでなく、波や滝の音に癒されたり、旅の気分も味あわせてくれたと思います。あくまでも「ゲーム」なので、精神医学や心理学的な分析をするのは野暮だとは思うのですが、一度、専門家からの意見も聞いてみたかったので、原稿を執筆してみました。
イラストは、土井ラブ平さんです。「AERA」のなかでも、ゆる記事が多い私は、一時期、毎回、ラブ平さんのイラストだったこともあるくらい、お世話になってるイラストレーターさんです。今回の「あつ森」イラストも、実際に遊んでいるユーザーには、「うわーーーー!ここまで細かく描き込んでくれたんだ!」とうれしくなる仕上がりです。ラブ平さんのイラストにもご注目ください。
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