ねこほど同じ種なのに、これほど毛柄にバラエティがある動物もいないのではないでしょうか。そんな毛柄の違いに注目した新しいねこ本が東京書籍さんから出版されました。
トラねこ、ミケねこ、ブチねこのトリセツ本3冊が同時に一気に発売です。
フィルモアイーストはライティングの一部を担当しました。とくに『ブチねこのトリセツ』の「ねこの聖地をゆく」では、日光東照宮の「眠り猫」をテーマに書いています。
今、「眠り猫」は三猿と並ぶくらいの人気なのですね。「眠り猫」の絵馬もあり、私もついお土産に買ってしまいました。絵馬を家に持ち帰っていいものかしら〜?という疑問はあったのですが。 日光東照宮というと、徳川家康が祀られている神社であることや修学旅行で行くところ、くらいのイメージしかない方も多いと思います。私もその一人。でも、大人になってから行ってみると、歴史や建物に興味深いことがたくさんあり、「へー!」「ほー!」という発見がありました。
「眠り猫」にも解明されていないミステリーがあります。そんなところも、長年、一緒に暮らしていても、やっぱりよく分からない、謎が多いねこらしいなぁと思ったりしました。
他にも各巻のねこさんに合わせた元東京農業大学教授の大石孝雄先生による毛柄学講座や川上麻衣子さんなどの著名人によるねこエッセイ、表紙のねこさんイラストを描いているミューズワーク(ねこまき)さんによる漫画など、内容は盛りだくさんです。
この本には、フィルモアイーストが他の仕事でご一緒している方もなにげにちらほら関わっておりまして、日光東照宮のページでは旅ものの仕事でご一緒をすることが多いカメラマンの福原毅さんが撮影を担当。ライティングでは、「AERA」のライター仲間、福光恵さんがガシガシ書いておりますし、『トラねこのトリセツ』では、料理写真家で4匹のねこ親さんでもあるカメラマン、福岡拓さんがねこをかわいく撮るコツを教えてくれています。
ねこ好きさんはぜひ書店で手にとってみてくださいね。
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