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執筆者の写真Naoko Tsunoda

料理研究家・林幸子先生の公式サイト、リニューアルオープン!


グー先生こと、料理研究家の林幸子先生の公式サイトがリニューアルオープンしました。


グー先生にいつもお世話になっているので、フィルモアイーストもサイトの構成をお手伝いしました。アートデレクションとWixの具体的な構築は、こちらもフィルモアイーストと仲良しのデザイン会社「フレーズ」さんが担当しています。


料理研究家さんのように個人で活躍している方のホームページは、デザインが優れていることに加え、「その方らしさ」が伝わる内容も重要です。


そのために、今回は、「どんなサイトにしたいか」「どんなことを伝えたいか」をグー先生にインタビューし、キーワードになる言葉からサイトのイメージをふくらませ、コンテンツを整理したり、プロフィール等の文章を整えたりしました。その構成を基礎にして、フレーズさんが視覚的に伝わりやすいデザインにしてくださった結果、食への深い愛情を持つグー先生らしい、親しみのあるサイトになったと思います。


最近は、フィルモアイーストも使っているWixのように、HTMLやCSSの知識がなくても、センスのあるサイトが作れるサービスが増えてきました。個人事業主のホームページは、大企業のホームページのように複雑なコンテンツが必要になることは、そう多くありません。ベーシックなコンテンツ構築に特化した便利なサービスは、個人事業主や小規模な企業が必要とする内容をほぼ網羅できますし、プログラミングやデザインの負担を軽減してくれます。今の時代、これを活用しない手はありません。


その上で、とても大切なのが、伝えたい情報を収集・整理し、伝わりやすい形でどう表現するか、という「構成」の部分です。サイトの基礎部分が深掘りされていないと、通り一遍の情報提供になりやすいからです。


また、運営のしやすさも大切です。せっかく素敵なホームページができても、アップしたところで終わってしまい、更新が続かないのは、とてももったいないと思います。「生きたホームページ」にするには、ブログなどの最新情報の提供ページも、サイトの運営者が自分の手で継続して更新できる環境づくりが必要です。


「情報の整理と編集」は、紙媒体とWebというメディアの違いはあっても、考え方は共通しています。インターネットの情報量が格段に紙媒体より増えている今、紙媒体が長年、培ってきた情報収集力と整理力、編集力をもっといろいろな場で生かすことができれば、「伝わる力」がより充実したサイトが増えるのではないかと思います。そんなホームページの基礎になる構成の部分にもっと関わることができたらなぁ、と思ったりしている今日この頃なのでした。

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